やっと終わりました。
 週末にはいよいよ出荷です。
 Active Directory へ参加できない事前インストールであるため、現地調整は多分に必要ですが、Hyper-V でシュミレーションした通りに実機へ適用できて、まずは安堵しています。
 今回のインストールは理論的かつ理想的に行いました。
 多少の矛盾は無視して、チャレンジ精神旺盛です。
 現地では実際の環境に適合できない部分(主に速度的な問題となるでしょうが)を調整する事になります。
 サーバーだけではなく、ネットワークや既存サーバー環境が深く関わるため、予想できないファクターがあるからです。
 Hyper-V を使ったシステム部分は、かなり柔軟に対応できるよう組み込んでおきましたので、環境に左右されても、システムの組み替えは現地でも対応できるほど簡単になりました。
 まあ、それにしても Windows Server だけで28台。Hyper-V ゲストOSを含むと 31台です。
 それを2週間でこなした訳ですが、やはり今回は Hyper-V による事前シュミレーションが功を奏しましたね。
 メモリ14G i7CPU を事前に用意した投資は無駄ではなかったようです。
 それでも9つのゲストOSが限界でしたけど・・・。
 とりあえず、1段階終了です。
 次は移行と監視環境の構築(ソフト)ですね。
  
 以下今日の余談です。
 今日、SCCM のサーバーインストール設計書を確認していたら、WSUS のデータベースを1か所の SQL Server へ集中させる記述がありました。
 ん?WSUS のテクニカルドキュメントには「1か所のデータベースでは展開できない(してはいけない)」と書いてあるはずだが・・・・。
 不思議に思い、Microsoft のコンサル担当と連絡をとりました。
 そしたら・・・。
 「以前にお客さんでトラブルが起きた時に、その設定にしたら治ったものですから・・・」
 ・・・・・・。
 まあ、WSUS の MSDE が壊れたので、壊れていない WSUS に接続したら治ったという事なんでしょうね。
 WSUS のアップデートパッチ等のリストや承認関係はデータベース上にありますから、みんなで共有すれば、1か所の WSUS から設定するだけで、すべて反映できるって事でしょうね。
 理論的にはまあ、矛盾するような操作をしなければOKか・・・・。
 でも、私の心の叫びは、「いいのか?それで?」でした。
 またひとつ、Microsoft が認めた裏ワザが誕生したようです。
 いいのか・・・ほんとに・・・・