整数を前提とします。
 1+1 を 5 にするには、何を足したら良いでしょう。
 小学校低学年でもできる計算ですよね。
 しかしながら、答えはいくつかあるのです。
 @ 1+1(+1+1+1)=5 
 A 1+1(+1+2)=5 
 B 1+1(+3)=5 
 2人しか人がいないときの成果を5人分にするには、3人足せばいいわけですから、これは @ に該当します。
 3人分の仕事をこなせる優秀な人材を1人投入すれば B に該当します。
 A はその中間ですね。
 工期が短いときは B を選択するのが良いのですが、リスクの高い選択となります。
 パワー3の人間が故障したらそれまでですものね。
 @ は様々な状況に対応できる構成ですが、それぞれに対しての情報伝達に時間がかかる分、伝言ゲームではないにしろ、意思統一が難しい局面もあるでしょう。
 主に組織的な動き求められる場所では @ が選択されており、欠点を補うため、情報の伝達に関してはことさら厳しく定められています。
 B を選択するのは、主に結果が重要な場所になります。そのため、長期的な動きよりも短期的な動きに多くみられます。
 多くの組織では @ が大枠となり、各セクションでは A ないし B が選択されているのではないでしょうか。
 組織内でコンピュータを利用する上で、コミュニケーションを司るシステムが重要視されているのは、こういった背景があるからなのです。
 SharePoint いいですよ、SharePoint。