菅さんに交代するようですね。
 薬害エイズで名を上げた菅さんですが、「切れすぎる」という評判が先行しすぎて、「何かをしてくれるかも」というイメージはありますが、実のところ、国政に対する実力は未知数です。
 自民党にはいわゆる「派閥の領袖」というものがありますが、民主党にはありません。
 しかし、それと事実上似たようなものはあり、今回の交代劇は小沢派と呼ばれる仲間から、反小沢派という仲間への転換であるとも言えます。
 まあしかし、報道や政府の手腕にはがっかりしています。
 革命は破壊から始まるという理屈もあるでしょうが、最近の日本は破壊ばかりが目立って、既存の政策や組織に対して正しい評価を下すという点において怠っているような気がします。
 政権交代にしても、よく言われたのは「自民党に対する嫌気」であり、「民主党に対する期待」ではありませんでした。もちろん、過去の自民党における功績に対してはマスコミも国民も無視を貫いています。
 また、事業仕訳にしても「天下り、グループ企業は悪」というイメージを定着させ、自民党時代に(正当な)力を持ち、地域に貢献した人々をあえて排除し、民主党主導を確立しようとしています。
 そして今回のテーマは「反小沢」。
 いいかげんにしないと、(言いすぎですが)いくら黙って国政を見守る気質の日本人でも、クーデターが起きかねないと思いました。
 鳩山さんの「友愛」は、汝の敵を愛せの精神であり、敵対する人、意見の異なる人と真剣に議論し、国に尽くすという意味であって、決して自分の友を愛すという意味ではありません。
 自己を高め、他者に優しく振る舞えるよう努力する事なのです。
 それができなかったから、もしくは、それを実行する指導力が鳩山さんにはなかったから、首相の座を追われたのです。
 ただ、沖縄県民が誰はばかることなく基地問題について発言できるようになったのは、鳩山さんのその精神があったからではないでしょうか。
 日本は ODA や食糧支援など、今までアジアをを中心に様々な活動をしてきましたし、そうした活動は政権がどうなろうと地道に続けられています。
 日本は援助大国という冠を持つ立派な国なのです。
 それができるのも、和の精神を持っているからでしょう。
 ダメになるダメになると言い続けたら、本当にダメになりますよ。
 菅さんも「切れる」と評判の人なら、日本を落とし込めたい(反日)連中の煽りに負けないでください。
 国家的ネガティブキャンペーンなど止めて、イメージを一新させ、和の国である日本を復活する事です。
 菅次期首相、頑張ってください。(上から目線でごめんなさい)