宇宙は誕生してから137億年が経っています。
 地球が誕生したのは宇宙誕生から91億年後。
 それは今から46億年前です。(通説では45億年です)
 地球で発見される「金」「プラチナ」などの鉱物は、超新星爆発でしか作る事ができまないと言われています。
 それがどうして地球に?
 つまり、地球はどこかで爆発した超新星のかけらが含まれていると言う事になります。
 地球が誕生する前の91億年の間に超新星が生まれ、それが寿命を迎えて爆発し、地球の「素材」となったのです。
 長いですね。
 では地球の寿命はどうなのでしょう。
 太陽の寿命は100億ほどだと言われていますが、「地球」の寿命は数十億年と言われています。
 ただ、人類の寿命もかと言えば、そうではありません。
 恐竜はなんとか1億数百万年の間、地球をのさばっていました。
 今後の人類はどうでしょうか。
 CO2の増加に伴い、地球温暖化が始まりました。
 温室効果により、極地の氷が解け、水位が上がります。
 水位の上昇は月をなおさら遠ざけます。
 また、温室効果によりマントルの動きが活発となり、地表ではあちらこちらで火山が噴火し、粉塵が地球を覆う事でしょう。
 それが極限に達した時、太陽の光は地球へ届かなくなり、極地が再び凍りつき、氷の白さによって、なおさら太陽の光は届かなくなります。
 北米は厚い氷で覆われる事でしょう。
 氷河期の到来です。
 早ければ数万年後には起きるかもしれません。
 人類の寿命は「人類を生命体として考えた時」数百万年ほどだという説もあります。
 短いですよね。
 最後に、銀河に目を向けましょう。
 今から30億年後には天の川銀河とアンドロメダ銀河が衝突します。
 合体して1つの銀河になります。
 衝突と言っても星同士が衝突いる危険はなさそうですが、太陽系は銀河の端っこに吹っ飛ばされてしまう可能性もあります。
 銀河の中心にあるブラックホールが合体し、運が悪ければ飲み込まれてしまうかもしれません。
 まあ、何にしろ安心してください。
 5億年ほどのちには、熱くなった太陽の光で地球の海は蒸発して無くなる予定です。
 すなわち、地球上では最長でも数億年ほどしか人類は生存できないのです。
 科学の進歩によって生き残るしか手はありません。
 子孫に託しましょう。
 遠い子孫に・・・・。
 少子化なんて言ってる場合ではない・・・