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しょっぱくて、カライ、そんな日々をつつうらうらボヤいてます。
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2013/04/30 19:21:51 プライベート♪
こうのとり
清水の舞台から飛び降りるB 〜コウノトリ番外編〜
GW前半戦、いかがお過ごしでしょうか?
私は?というと、毎日二か所に穴が空く(注射を二本打つ)日々でした。
よって、どこにも行けていません…しょぼん。

さて、いよいよ相方の入院&手術。
入院初体験な二人は何がいるのか準備でまずてんてこまい。
ネットからそれっぽい入院の際に必要なモノリストを引っ張ってきて、それを参考にちょろっとずつ集めていったんですが。
相方を突っつきつつこれはいる?いらない?なんてやっていたら相方がポツリとつぶやきました。

「こんな前から入院とか手術のこと考えるのヤダ…」
(※かなり前から準備の催促を促していたので)

そ、そうか。
そうだよね。自分が受けるわけじゃないから前準備進めてたけど、ずーっと考えるのは当事者にとってはプレッシャーというか追い詰められる感じはするよね。
と、いうことで。
一気に放置プレーに突入(笑)。
自分のペースで準備してもらいうことにしました。
基本的には病院サイドでアメニティを申し込んでいたので「手ぶらで入院♪」ができる病院でしたので、まあ実際のところはホテルに泊まるぐらいの感覚の準備で済んだのですが。

入院初日。
午後一入院だったので、最寄りの駅で最後の美味しいごはんを外食してから(笑)、入院手続き受付で山ほど書類を提出し、預り金5万円を支払い、指定された病室へ。
個室を希望していたのですが、あいにくいっぱいとのことで大部屋へ。
大部屋…といっても4人部屋ですべてのベッドがカーテンで仕切られていたので、音が聞こえるだけの半個室状態でした。
しかも一番窓際でちょっとラッキー。
そして、看護士さんから一通りのレクチャーを受けます。
でもって看護士さんが行ったり来たりしている間に相方はパジャマに着替え、ちょこっと巣作りです。
さすが「手ぶらで入院♪」というだけあって、必要なモノは一揃いあって(パジャマもそうです)巣作りといっても大したことはなかったんですが。
看護士さんは最後に相方の手の甲にブスッと点滴針を指しておしまい。
「夕飯までゆっくりしていてくださいねー」と言い残して。
ちなみに僕は?というと「手術の付き添いされますかー?」と聞かれたので、当日来ていいなら来ますよーというと、一通りの説明を受けました。
2日目の朝一で手術のなので、8時半までには病院に来てくださいと言われました。
朝8時半…会社行くより早いな…大丈夫かな、オレ(笑)。
一通りのことを終え、担当ドクターが来るかなぁ?と待っていたんですが、待てど暮らせど来る気配なし。
んー、もうこれは会えなさそうだな、ということで夕方前に僕は早々と退散しました。
相方はちょこっと緊張しながらもマッタリしてました。
夜に何度かメール連絡があり
「麻酔科医に説明されたー」
「ドクターが顔見せに来たよー」
「夕飯食べた。不味くなかったよ」
そしてラストに
「浣腸されたー」と。
(※全身麻酔の為、浣腸が必須なのです)

入院2日目。
朝頑張って起きて、8時半前に病院に到着。
相方は早々と手術着に着替え(下着も手術用のものでT字体というふんどしのようなものをはきます)、点滴されながら待ってました。
しばらくすると看護士さん登場。
昨日と違う若い感じの看護士さんでした。
手術前の説明をされました。
アクセサリーやらメガネやらとりあえず手術に必要なもの以外はすべて外してくださいとのこと。
で僕は手術室まで一緒に降りて行って(相方も点滴しながら歩いて手術室に行きます)、そこでメガネを預かり、終わるまで談話室で待っていてくださいと言われました。
ドキドキしながら手術を待っていると手術着に着替えたドクターが颯爽と現れ、
「がんばりましょー!」と一言声をかけて去っていきました。
あ、本当に一番手なのだな、と認識。
(ちなみにこの日は手術が立て込んでいてバタバタでした)
そうこうしていると、手術の時間。
緊張している相方と看護士さんとともに手術室へ向かい、メガネを預かり、ドナドナのように手術室へ誘われる相方…。

いってらっしゃーい。

そのあと僕は売店で暇つぶしグッズを買い(数独をゲット)、談話室で看護士さんから終わりの合図を待ちながら数独してました(笑)。

手術室へ消えてから約2時間半、看護士さんに呼び出され手術室へ。
手術室の前には一仕事終えたドクターが待ってました。

「無事終わりましたよー。手術は成功です。尿道カテーテルはしてませんから(尿瓶でしてね)。あと、3〜4時間ぐらい酸素吸入してますけど、もう麻酔から覚めて目もパッチリ開いてますよ!」

そしてドクターは再び手術室へ。
入れ替わるようにベッドに横たわった相方が手術室から出てきました。
目は開いてるようだが…朦朧としているようにしか見えん。
そしてドラマで見るように酸素吸入マスクをし、片腕には点滴されたままの痛々しい状態。
手術前は健康そのものだったのに、出てきたら重病人でした。
ああ、本当にそんな手術でも大変なんだな…ご苦労様でした。
(※余談ですが、麻酔をすると呼吸が浅くなるため麻酔が完全に切れるまで酸素吸入をしないといけないようです)
病室にベッドごと戻された相方は、多少の受け答えはできますが、夢と現のはざまを漂っていました。
相方がうつらうつらしている間に、売店で昼食を買って談話室で食べ、相方の両親に無事終了の電話をしておきました。
そのあとは、話しかけるのも何なので、必要な時に何かできるように、僕は黙ってベッドサイドで数独(笑)。
4時間ぐらい経った頃、相方も意識がはっきりし、酸素吸入も終わりやっとマスクを外してもらえました。点滴は明日の夕方まで続行ですが。
看護士さんがやってきて「絶対安静」を言い渡し、酸素マスクを片付け、尿瓶を置いて去っていきました…。
しばらく相方と話をし、だいぶ状態が落ち着いた頃、相方は今日一日は絶食なんですが、酸素吸入を終えたら水を飲むことは可能なので、売店でペットボトルを購入し、寝たままで飲める様ストローを際したものを二本置いてから僕は帰宅。
帰った後は確定申告医療費控除の書類を必死に作る作業に追われてました(笑)。

入院3日目。
半日仕事をしてから病院にお見舞いに。
今日は朝からご飯が食べられたのでちょっと回復してました。
が、やはり傷口は相当痛む様でちょっと辛そう。
特に腹筋も切っているので、立ってトイレに行くのが重労働だそうだ。
(※昨日の尿瓶はもっと重労働だったらしい)
その後何日か足の筋肉痛に悩まされていましたよ。
3日目になると特に何かする事もないので、どうしようかなぁ、確定申告に行ってこようかなぁと思っていたら、ドクター登場。
「どお?痛い?」
と一通り診察をした後
「あんまり痛くなかったら退院してもいいよ?どうする?」とドクター。
もともと5日目に退院予定だったんですが、予後が良ければ退院できるよとは言われていたんですが。
相方、ちょっと考えてから「んー…退院します!」と宣言。
むむっ。
僕はもう一日お気楽に過ごせるかと思っていたのに
急遽退院が決まってしまったので、相方の両親に連絡し、僕は明日の仕事をキャンセル。
確定申告時期真っ盛りだったので、義両親(税理士で僕は強制的にバイト中)にはちょっと渋られましたが。
いやいや、君の息子の問題なんですよ
でもって看護士さんに「退院することになったんですがー」と説明し、僕は一体何時に病院に来ればいいのかを確認してから病院を出ました。
その後は明日からフリーじゃなくなる僕はその足で税務署に突っ走り無事確定申告を終了。やれやれ。

入院4日目。
朝10時前に病院到着。
病室ではすでに私服に着替え荷物をまとめている相方。
歩ける?荷物持てる??
荷物はいつも持って歩いているリュックなので持てることは持てるようですが、やはり長距離を歩くのは痛くてしんどいらしい。
退院準備をすすめているとドクターが颯爽と現れ、「次回は術後の予後を見るからねー。」と予約表を置いて去っていきました。
ドクター、忙しいんだね…。
看護士さんから術後の薬をもらい(鎮痛剤と抗生物質)、挨拶を済ませてお会計。
保険適用だったので7万円弱でした。
思ったよりお安い!
医療保険で賄えるどころかお釣りがでるよ、これ。
とちょっと嬉しくなりながらタクシーで帰宅しました。

その後数日間、相方は自宅で基本安静を続け時々「イテー!」と叫んでました。
傷口がふさがるまで入浴も厳禁で(シャワーは可ですが傷口を濡らしてはダメなのであんまり洗えない)しばらく痒がってましたよ。
結局、傷口がイタイ…と言わなくなるまでなんだかんだで1ヵ月近くかかりました。
本当に、ご苦労様でした。

なお術後に例の箇所を触られてもらったらヒヤッと冷たくてビックリしました(笑)。
ボコッと血管も浮き出ていないし。
ああ、これが正常なのか…今までが(精子にとって)過酷な状態だったんだなぁと実感しましたよ。
まあ結果が出るのは3ヵ月後なんですがね(作られるのに80日ぐらいかかるので)。
さあどうなることやら。

ちなみに。
手術前に手術後の改善やら妊娠率やらをドクターから説明を受けていたんですが。
成功(改善)した方だと半年〜1年以内に妊娠する人は70〜80%だとか。
1年以降だともうそんなに飛躍的には確率があがりません、と。
なぜなら、痛い思いをしている分、頑張るからだそうです
1年たつと痛みを忘れてしまうので、頑張らなくなっちゃうらしい…。
すごく説得力のある言葉で印象的でした。
ああ、人間も動物だなぁなどとも思いましたが(笑)。
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プロフィール
KEI
性別女性
年齢
誕生7月4日
星座かに座
職業バイトくん
地域関東在住
性格やや男っぽい
趣味ペーパークイリング
特技賞状書ける
自己紹介
SE→舞台関係→税理士事務所スタッフ、と共通性の無い職業についている。現在は主婦も兼業。
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